手島のあと、フェリーに乗って、さぬき広島へむかいます。
船は、丸亀港〜さぬき広島〜小手島〜手島という路線です。
手島から小手島をとばして、船はさぬき広島の江の浦へ到着。
船を降りると、自治会長・平井さんの奥様が港まで
迎えに来てくださいました。
平井さんのご自宅にて、島プロジェクトの話をさせていただき
みなさんも一緒にやりましょう!と仰ってくださった。
さらに、「30年空家の古民家があるから、それは自由につかえる」と、
すでに目星もつけてくださって、プロジェクトの目的のひとつである
古民家再生プロジェクトがスタートできることに。
というのも、手島には宿泊施設(自然教育センター)があり
島外の人たちが来て滞在することができるのだけど、
さぬき広島には宿泊施設がなく、食事どころも、休憩所さえもない。
古民家を、まずは休憩所に、素泊まりできる場所に、
というふうにしていけたらよいと。
また、「島という舞台でしかできないこともある。島体験を
特に都会に暮らす子供たち、日常に忙殺された大人達にきて
楽しんで帰ってもらいたい」という想いがあることも
島プロジェクト・茂浦チームと意思確認することができました。
というわけで、初日は決起会!
麺かけ(タイ麺とも?)をいただくことになりました。
タイとお素麺というかつてない組み合わせ。
決起会の乾杯を!
翌日6月11日、梅雨の時期、瀬戸内海は穏やかで、
想像以上に雨が少ないのですが、とはいえ曇りがちな空。
そんな白い空のもと、30年空家の古民家を見せていただきました。
平屋立てて、玄関は右側に、中央は縁側となっています。
手前の庭はずいぶんと広く、芝生。手入れすれば、きっと
素敵なガーデンになりそうな予感。
中にはいると、お部屋はこんな様子。
畳は思った以上にしっかりしていて、
「太陽の下に日干しして、お酢で殺菌消毒したら使えると思う」と平井さん。
埃ぽさと、破れた襖などは、なんとかなりそう。
ここが台所。
現在はガス、電気、水道が通ってないので、じょじょに開通させていけると。
食器棚や冷蔵庫には、30年前のままが…。
思わず、レトロで興味深く、じっくりと観ていたら時間がかかる。
こちらは、お風呂場。
お掃除して、水とガスが開通したら使えるそう!
いよいよ、自分たちの手で、30年のとき経て、
古民家が復活!? 楽しみです!
お庭だけでなく、横の畑も使ってよいらしく、なかなか広いの
野菜畑などにしたいなと思っています。
古民家の入り口
茂浦の平井さんと木下さん。
プロジェクトはスタートしたばかり。
現在8月ですが、実はすでにそこそこ綺麗になっています。
その過程をしばらく記事でご紹介していきたいと思います!
私の大好きな瀬戸内海。
茂浦の近くの道路から。