ノスタルジックな雰囲気の瀬戸内海に魅了され、
島の暮らしとそこに住む人たちに魅了され、
すっかり瀬戸内海に通う日々がはじまった。
それができるのも、ジェットスターのおかげもある。
なんたって、いつだって基本は片道5000円で
成田ー高松を行き来できる。
それでいて、やりがいのあると自分で思えることを
島の方達と一緒にできるのは、とても幸福なことです。
だから、この機会をきちんと大切にして、形にしていきたい。
そういう思いを、私が島の人たちに伝えて、一生懸命
説得するということではけっしてなくて、
「自分たちの島だ」という強い想いをもって、
みなさんのほうが積極的に動いてくださるから
前進することができているのだと思います。
そういうわけで、2014年6月10日から14日までのこと。
すでに前の記事で書いたように、斎藤潤さん(じゅんさん)と
一緒に手島と茂浦で島プロジェクトの話をして、
じゅんさんは翌日真鍋島へ行くことに。
じゅんさんが、
「真鍋島の三虎(さんとら)という民宿も参考になるのでは」
というので、皆で見学に保さんの船でいきました。
保さんの漁船にて、
生け簀にいるタコを平井さんがぶった切る!(ワイルド)
そのタコをむさぼる旅女。(ワイルドでしょ〜)
真鍋島に到着。笑顔のじゅんさん。
三虎という宿もとっても素敵でした。
三虎の食堂で、島話をするみなさん。
そしてじゅんさんを残して広島に戻りました。(photo byじゅんさん)
その晩、夕飯にはやっぱりタコがでました。
それから、翌日は王頭山に一緒にのぼりました。
王頭砂漠とよばれる、石庭のような砂地の空間が広がり、
その向こうには瀬戸内海がみえます。
瀬戸内海らしい曇り空。
そのほか、島の名産である石の丁場を訪れたり、
茂浦の寺社仏閣を見物して、あまりにも秘宝めいたものが
多く驚いたり、茂浦と手島で頑張ろうという思いをこめて
一同に手島で会議をしたり……。
なにより、みんなで食べる夕飯が幸せで。
数日の滞在で、たくさんの方を紹介していただいた。
島外から来ている、Dr.コトーのような診療所の白神先生は、
真剣に島の今後を考えている。
広島でたった一つの建設会社のおじいちゃんは、
「わしにできることは、なんでも協力する」と
おしゃってくださった。
石会社の方も、「好きに石を使ってくれていい」と
おしゃってくださった。
茂浦自治会長の平井さんと奥様も、いつも傍でみんなを
サポートしてくださる保さんも、保さんのおばあちゃんも、
みーんな、この島を愛している。
だからこそ、やりがいがあるんだと思います。
平井さんご夫婦と保さんと。(photo by じゅんさん)
広島の石材をつかったオブジェ。
島の魅力を感じ、たくさんの思いを持って帰京しました。
次回は30日に古民家のお祓いをします。
つづく