古民家ひるねこは、心懐かしくなって
胸がきゅんとして、ほっとして
郷愁を覚えるような小さな集落にある
日当りのよい、あたたかな民家です。
特に日が暮れ始める頃が好き。
最近では、お庭でご飯を食べるのに
とっても良い季節となりました。
美味しそうな匂いに呼ばれて、
ネコたちもいそいそと、ひるねこに遊びにくる。
ふと前方をみると……
あら、ひるねこでデート中かしら?
ちなみに、背景の古い建物は、タバコの乾燥小屋。
とても珍しいものです。
かつて、島ではタバコをつくり、出荷していました。
近寄ったら、白が逃げた。
「おい、デートの邪魔してくれたにゃ……(どうしてくれるんだよぉ)」
ごめんなさい…
お庭にネコたちのボス、ちょび太が来て
平井さんの膝で甘え君になっている。
でれでれ。
「だって、おれ、いつも皆のボスにゃんだし。たまには甘えたいし」
そしたら平井さん。
「ちょび太は優しいけん。すぐにご飯とられるんや」
(それを皆の前で言わにゃいでくれよ、お父ちゃ〜ん)
と、ちょび太は思い、恥ずかしまぎれに寝たフリ。
ところで、最近、ひるねこ兄弟
(平井さんちで生まれたのだけど)が誕生。
なんて名前にしようかな。
すくすく育ってね。
君たちに会いに、何度でも島にいくさ〜。
大人ネコたちが、チビトリオに興味津々。
みんな優しいです。
はやく会いたいなあ〜。