こんにちは!Officeひるねこスタッフ Kです。
5月21日(土)開催、船旅アンバサダー小林希さんと行く!御船印めぐりツアー第5段!
「3つの船で東京湾めぐりとセブンアイランド結ドック潜入見学!」へ行ってまいりました。
まずは今回の告知チラシでどんな行程だったか振り返ってみましょ〜
今回は、東海汽船さんのジェットフォイル「セブンアイランド友(とも)」、東京湾フェリーさんのカーフェリー「しらはま丸」。
そして、東海汽船さんの客船「さるびあ丸」の3つの船で、東京湾周遊を堪能しました。
さらに、今回のお楽しみ体験イベントは房総の伝統料理「太巻寿司作り体験」や、セブンアイランド結(ゆい)のドック見学!
特にセブンアイランド結といえば、2020年7月に就航したばかりの新しい船で、着水・命名式では希さんが支綱(しこう)切断され、希さんにとって、とてもとて〜も思い入れの深い船なんです。
そんな結の点検時にこうして再会できたなんて、やっぱり深いご縁を感じたことでしょう。
では、ツアーの模様をお伝えします。
■御船印コレクター必須アイテム!小林希さんサイン入り御船印帳
ツアー参加者特典の一つに、御船印発案者である希さんサイン入りの、東海汽船さんオリジナル御船印帳が付いてきます。
日付入りなのが嬉しいですね!
今回は出発前の竹芝ターミナルにて希さんから皆さんへお手渡し。
毎回、渡された時の皆さんの嬉しい様子が伝わって、こちらまで嬉しくなるんです。
この御船印帳とたくさん船旅してくださいね〜!
■「セブンアイランド友」命名の由来
さて、東京・竹芝を出港したジェットフォイル「セブンアイランド友」
お台場が見えてきました。
レインボーブリッジの下をくぐる瞬間が好きなんですよね〜。いつもちょっとドキドキします・・・
そして乗ること約1時間で横須賀の久里浜港到着。
ジェットフォイルが向きを変える様子を東海汽船さんの解説付きで見ることもでき、皆さん撮影に夢中!
今回も船好きの方が多いようです。
水中翼が下りる瞬間は興奮でしたね。
伊豆大島へ向けて出港する様子をみんなで手を振って、見えなくなるまでお見送りしました。
東海汽船さんによると、友のラッピングデザインは、画家の柳原良平さんが、友達が手を広げているところをイメージしてデザインされたそうです。
だから名前も友(とも)なのですね。なんて素敵!
本土と伊豆七島(セブンアイランド)を繋いでいるから、もしや、友達が7人(七色)いるのでは?と凝視してみたら、やっぱりー!!
7つの島が手を広げてみんなの来島を待っているよ〜!という楽しい声が聞こえてきそうですね。
カラフルで一度見たら忘れられないなと思っていましたが、由来を知ってとても親近感が湧いてしまいました。
ご乗船の際は、船のデザインにもぜひ注目してみてくださいね!
■ペリーの黒船としらはま丸は同じ大きさだった!
さて、久里浜から東京湾フェリーさんの「しらはま丸」へお乗り換え。
ここで歴史の振り返りを一つ。
しらはま丸の全長は79.1m。
なんと、あのペリーが乗ってきた黒船と同じ大きさなのだとか!
(参考までに前回撮ったしらはま丸を載せますね↓)
おおっ!こんな大きな船を4隻も引き連れてペリーはやってきたのか!
これは街の人たちも驚きますね…
たまたまなのか、横須賀・浦賀つながりに合わせたのか気になるところですが、前回ツアーでめぐったペリー黒船来航の歴史を思い出すことができて、楽しいお話も聞けました。
今回も東京湾フェリーさんおすすめのソフトクリーム。売店で買えます。
バニラをいただきまして、本当に美味しい…!どこの牛乳を使っているのだろう。
このツアー限定の貴重な操舵室見学。希さんは船長さんとお話し中です。
操舵室から眺める大海原に圧巻ですが、こちらで船の安全を守ってくださっているのですね〜!
操舵室内でツアー特典の ”久里浜港限定3社コラボ御船印” をお渡ししました。
今回はリピーターさんが何名か参加されていて、コラボ御船印もう○枚目!?とたくさん集めた方もいらっしゃいましたよ!
いつも楽しいガイドをしてくださる東京湾フェリーのスタッフさんと記念撮影。
このツアーの嬉しいポイントの一つは、船会社のスタッフさんがガイドしてくださるところ。
船内のこと、周辺地域のことに詳しいので、ぜひお話ししてみてくださいね。
貴重な情報が聞けるかも!
■房総の郷土料理「太巻寿司作り体験」
久里浜から50分ほどの短い船旅で金谷港に到着。
金谷港内のレストラン波留菜亭さんのテーブルをお借りして、さっそく太巻寿司作りに挑戦。
太巻寿司は千葉で昔から伝わる郷土料理のなかでも代表格なのだとか。
先生に教わりながら私も作ってみたのですが、コツはご飯の上に乗せる具材の乗せ方にあるとみた!
こちら希さん作。断面がきれいなお花模様になりました!
てっきり昼食に太巻寿司をいただけるのかと思いきや、お土産となりまして、金谷の地魚料理の昼食をいただきました。
なんて太っ腹なお食事タイム♪
こちら黄金アジのお刺身です。
■御船印は旅の記憶を留めておけるタイムカプセル
御船印発案者の希さんによる御船印トークショーでは、船社さんこだわりのデザインや御船印プロジェクトにかける想いや、希さんならではの御船印の集め方もご紹介いただきました。
「御船印は旅の記憶を留めておけるタイムカプセル」というエピソードがとっても素敵で、船に乗ったり港へ出かける度にたくさん集めたいなぁと思いました。
毎回楽しそうにエピソードを披露してくださる希さんです。(ツアーでしか聞けないB面的なお話も…)
参加者さまから「難易度の高い御船印は?」という質問もあり、「どこをもって難易度とするかにもよりますよね〜」と会話しながらとても盛り上がりました!
御船印は「旅して集める船の御朱印」として、集め方にルールはなく、乗るたびに同じ御船印を購入する方、船社さんごとにコレクションする方…と、好みや旅のスタイルに合わせて自由に旅の思い出を残しておけるのが集印の楽しいところですよね。
御船印めぐりプロジェクト事務局では、さらに集印を楽しんでいただくための「マスター制度」という企画もあるので、興味のある方は事務局ホームページをチェックしてみてくださいね。
御船印をきっかけに新しい旅の発見も期待できそうです。
■セブンアイランド結の初点検に潜入!
さて、金谷港を出てバスに揺られること約1時間、おなじみのアイ・エス・ビーさんに到着。
こちらは船の点検工事や修繕を行なっている企業様で、点検中(車でいう車検)のセブンアイランド結の様子を見学させていただきました。
結が2020年に就航してから初のドックツアーです。
結が空に浮かんでいるように見えますね。
船を下から見上げられる滅多にない機会ということで、普段は水中にあるお腹の部分や、ピカピカの水中翼に皆さん興奮気味でした。
見学中は東海汽船の機関士さんがガイドしくださるのですが、水中翼とエンジンは特に興味をそそられるようで、質問も出るほど盛り上がっています。
こちら後ろの水中翼です。
さらに中を見てみると、左右の水中翼の間に銀色の板(フラップ)が6枚横並びになっています。
この6枚のフラップが水中で上下することで、客席に不快な揺れを感じさせない仕組みになっているそう。
また、フラップの倒れ方によって船の左右の向きが変わるという重要な役目も担っています。
ちょうど入れ替えたばかりのエンジンを見せていただけるということで、階段で移動。
少し暗くて分かりづらいですが、手前の奥に見えるのがエンジンです。(赤い矢印が指しているところ)
奥の左側にも入っています。
どんなエンジンが入っているかというと、
こちらがジェットフォイルのエンジンです。
作業庫内で待機中のエンジンを間近で見せていただきました。
エンジン自体は一台ウン十億と大変高額なので、都度新しいものを入れ替えるのではなく、部品を取り替えながら何十年と大切に使っています。写真のエンジンは50年選手だそうですよ!
見学の最後に結の前で記念撮影。
この日は生憎の曇り空でしたが、昼間は雨に降られることなく楽しんでいただけて本当によかったです。
結の御船印もお渡ししました。
中央の金色のはんこうは、消しゴムはんこの作家さんに作っていただいたオリジナルだそうです!
ジェットフォイルの姿が繊細に彫られていて、美しくて何度も見てしまいます。
■バス車内ウラ話
こちらのツアーでは船旅アンバサダーとして一緒に参加されている希さんですが、ちょうどツアー1週間前の5/14、15に与島で開催された「せとうち島旅フェス2022」にて、せとうちアンバサダーに就任されたばかり。
そのタイミングもあり、金谷港からアイエスビーさんへ向かう車内で、瀬戸内の島にハマったきっかけや、せとうち島旅フェスのちょっとしたウラ話をしてくださいました。
私が特に印象的だったのは、瀬戸内に通うきっかけとなった讃岐広島での空き家を再生プロジェクトのお話。
現在素泊まり宿のゲストハウス「ひるねこ」として島の方が管理をしてくださっておりますが、完成までの長い道のりのなかで、島の方とけんかをして隣の島へ家出したことがあったそうです…!
でもなんだかんだ思い直して翌日讃岐広島へ戻ると、「おかえり」とまた出迎えてくれるということを何度か繰り返した、というお話に私はほっこりしてしまいました。
なにかあってもなくても、いつでも「おかえり」と出迎えてくれる本当にあたたかい島なんですよね〜
時折けんかをしてしまったのもきっと、「島の活性化のために、なんとか自分たちが今すべきことをして繋いでいきたい」という島の人たちの強い思いを知っていたから、厳しい判断をせざるを得ない瞬間がきっとあったのだろうなとお察しします。
島の方々とは今でもずっと仲良しで、希さんが島の方とお話ししている姿を見ると、本当の家族みたいなんですよ〜。
そして、讃岐広島での活動によって島旅・船旅を愛し、今では御船印めぐりプロジェクトに繋がっているかと思うと、人のチカラって本当に無限大なんだなって感じます。
■さるびあ丸はあの大人気コラボイベントで大盛り上がりでした!
アイエスビーさんを出て海ほたるで小休憩し、横浜大桟橋ターミナルへ到着。
ツアー最後の船旅「さるびあ丸」で竹芝へ戻ります。
そうそう!この日のさるびあ丸は、ちょうどラブライブとのコラボイベント中で、限定の御船印が買えました!
船内ではラブライブ特設コーナーや映えスポットなどでとても盛り上がってました。
それでは、今回の旅はここまでです。
最後におまけショット。バスの前で記念撮影をする希さんをお届けします。
また次の旅先でお会いできることを楽しみにしております。
ご一読いただき、ありがとうございました。
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