船社と取り組む、地域（離島）×共創 プロジェクト
これまで、多くの島へ行き、多くの船に乗ってきました。
先日、寝る前に数えたら、60〜70社の船社さんの船に乗っていたことが判明。
日本の離島には150以上訪れましたが、およそ半分以上は船でしか行けないということになります。
もちろん、離島航路以外の船にも乗っていますが、それでも日本は船が重要なインフラであり、各地域の暮らしや産業を支えているのだと実感しました。
さて、これまで船旅活性化のために、日本旅客船協会の船旅アンバサダーとして、船の御朱印である「御船印」プロジェクトを発案させていただいたり、船社さんを多く取材させていただいてきました。
そうした中で、船（船社）がいかに我が国の社会経済の安定をもたらし、文化を創ってきたのかを感じてきました。
地域の未来、日本の未来のために、今一度重要な船を盛り上げて、「航路の維持存続」「継続的な新造船の建造」「技術の継承」「船員育成のための支援」等を、当事者として考えていかなければならないと思います。
そこで、兼ねて船社同士の交流や船の重要性を伝える場や機会をつくりたいと考えていたのですが、同じくその思いをお持ちの「離島百貨店」（隠岐諸島・海士町発の取り組み）と一緒になって、船旅魅力化プロジェクトを始動する運びとなりました。
離島百貨店は、「大人の島留学」という制度を実施しており、20代〜30代の若者を中心に、就労型の離島滞在を行っています。
留学生の募集もどしどし行っておりますよ。
当プロジェクトは、離島百貨店（大人の島留学生も！）および船会社、専門家たちとともに、“離島✖️共創”というテーマの中で、船会社とともに取り組みます。
離島×共創プロジェクト 第一弾「船会社と共創、とは？」＠離島キッチン、開催！
すでに隠岐諸島に入って、隠岐汽船との打ち合わせ等を通して、現地調査を行っておりますが、東京での発信には定期的なイベントを開催することにしました。
当プロジェクトのコアメンバーで、地域創生等、日本各地でご活躍の加藤遼さんと私で、船会社 、島や日本の未来を語り合い、参加者の皆さんと島ご飯を食べながら一緒に盛り上げてくださる方々を募集していくというもの。
今回は、多くの参加者にお越しいただきました、中には船社さん、国交省の方、新聞社さんにもお越しいただきました。
離島の生命線である船。
離島観光においても、なくてはならない移動手段です。
最近は、船に乗ることを目的に旅する人たちも増えていますが、まだまだ船旅したことがない人たちも多いはず！
船の歴史は古く、海洋国家の日本で、船の存在は大切なインフラである以上に、文化や日本らしさを作ってきた私たちの相棒です。
離島だけではなく、湖や河川にも就航している日本全国の船会社さんに取材していくと、地域に根付き、地域と密着してきた歴史と出会うので、「船をめぐると日本が見えてくる」と感じます。
港湾、物流、国防など、広い視野で船は繋がっています。
船旅を盛り上げるために、船会社さんともっと密着して地域との共創を考えていきたい。
当プロジェクトは、隠岐汽船&隠岐諸島をスタートに日本各地へと繋げていくことを目的にしています！
今後も月１回程度イベントを開催していきますので、一緒に共創していきませんか？
◎第１回のイベント概要（おかげさまで満員御礼となりました！）
▷離島×共創プロジェクトとは
離島のミライを、さまざまな”掛け算”で考えていく試み。
船会社・B&B・風力発電/ブルーカーボンなど、あらゆる共創の視点を得ることができます。
さらに、参加者のみなさんのご希望次第で、共創の取り組みを実際に地域でチャレンジすることも可能です。
▷第一回目は、離島の生命線である ”船会社”との共創によってつくる、島のミライについて、パネラーの話を聞きながら、共に考えてみませんか。
—————————-
◎イベント日程と場所
8月28日(水)18:30-20:30 （開場18:00-）
離島キッチン日本橋店
（銀座線三越前駅A9出口直通、地下にあります。）
—————————-
◎イベントスケジュール
18:30- 主催 離島百貨店より「離島×共創プロジェクトについて」
18:40- パネルディスカッション「船会社と共創してつくる、島のミライとは？」
19:10- 島の夜ごはん定食を食べながら、懇親会
—————————-
◎パネラー
・全国の離島を旅し、(一社)日本旅客船協会公認船旅アンバサダーなども務める
(株)OFFICEひるねこ 代表取締役 小林 希氏
・「旅するように働く」を実現する仕組みを全国に展開してきた
(株)パソナJOBHUB ソーシャルイノベーション部部長 加藤 遼氏
今回（いや、毎度？）ギリギリで告知してすみません。
しばらく毎月イベント開催しますので🙏
長文最後まで読んでいただきありがとうございました😊
