10月24日に、新刊『頑張る自分に、ご褒美旅を 週末海外』をワニブックスより発売いたします。
こんにちは、小林希です。
私が旅に目覚めたのは、中学1年生のとき、父が働くフィリピンを訪れたのがきっかけです。
それ以降、いつも世界を旅することを夢想していました。
思えば、旅をするために大学では写真部に入り、一眼レフを相棒にすることを決め、遠く、遠くの知らない街に行くことが、心底嬉しくて、かっこよくて、つまらない日常の唯一の楽しみでした。
昔から書くことは好きで、旅先にはまっさらなスケッチブックを携え、旅の軌跡を形にすることに、大きな喜びを見出していました。
今回の旅本である『週末海外』をつくっている間、学生の頃、スケッチブックにチケットを貼ったり、日記を書いたり、へたくそな絵を描いたりしていた、あの楽しかった、本当に楽しかった時間を思い出しました。
いつも、わくわくしながら本を作りますが、内省する部分や、世界や日本で生きる人たちとの出会いや別れ、瑣末な出来事を描くことで、多少の苦しみや葛藤があるものです。
今回は、「この街に行ったら、こんなことをしたら楽しい!」というオススメをご紹介することにしたので、ひたすらにわくわくして作った、ハッピーな本だと思っています!
本書にご紹介した世界31都市は、少なくとも、2日、3日、4、5日で、気軽に行きやすいところです。
ただ、本書はガイドブックではありません。
そもそも、私の本を読んでくださっている方は、私の本は、ガイド要素には不親切であるとお気づきではないかと思います。
それには、私自身が、旅先ですることは、現地で行ってからでも十分見つかると思っていること、また、人それぞれ感性が違うので、「これがいいよ」と言っても、すべての方の要望に応えることは不可能だと思っているのです。
だから、私は常に、旅への誘い本を作るたいと思っています。
今回も、「これをしたらオススメ」とご紹介していますが、実は「こういうふうに、旅先で、“これだけする”と決めていくと、気楽で楽しいよ!」という「楽しみ方」をお伝えしたいと思って書きました。
ワニブックスの編集者と念入りに相談して、やはり、この本の通りに旅してもらうのではなくて、読んで旅に行きたくなってくれたいいね、という本をつくることにしたのです。
長くなりましたが、世界は本当に美しくて、刺激に満ちています。
それは、私のように、「人生なんてつまらん」と小さい頃から思っているような人間にも、希望を与えてくれました。
まばゆい太陽の光がふりそそく世界へ、そよそよと風のふく世界へと、あなたを誘うことができたら嬉しいです。ご飯も、美味しい街が多いですよ〜。
予約は全国書店、アマゾンなどネット書店で開始しています!
よろしくお願いします!
—