こんにちは!OfficeひるねこスタッフのKです。
6/18開催、NHK文化センター様主催のオンライン講座「いますぐ始めたい島旅の楽しみ方」を前編・後編にわたりレポートしています。
前編では、離島の魅力編ということで、何度も旅してしまう日本の島の魅力はどこにあるのか!をお伝えしました。
では、「実際に島へ行くにはどうしたらいいの?」「船の乗り方は??」ということで、後編では、島旅の達人であり、船旅アンバサダーの小林希先生流、船旅の始め方をレポートします。
また、この春スタートしたばかりの「御船印(ごせんいん)」の最新情報もあります!
船旅がさらに楽しくなる、集めて楽しい船の御朱印。
これからの船旅時代の相棒ですので要注目です。
それではまずは、船旅しよう!と決めたら押さえておきたい5つのことから。
1:テーマを決める
たとえば、マリンスポーツ、山へハイキング、歴史探訪、パワースポット、アートめぐり、ヨガ、温泉やグルメ、動物に会いたい、静かにのんびり過ごしたい、あの島の〇〇へ行ってみたい、などなど。
2:行き先(島)を決める
なんとなくテーマが決まったら、次は島を決めます。
ネット検索したり、誰かのブログを参考にしたり、時間があれば書店で島旅に関するガイドブックや紀行文をみつけるのもおすすめ。
(私は書店で旅本コーナーをパトロールしながら次の旅先を妄想するのが大好きです!)
3:船の時間と港までの交通手段を調べる
行きたい島への船の便数が一日にどれくらいなのか時刻表でチェック。
便数が少ないところや曜日によっては船が出ない日もあるので、ポイントは必ず往復で確認すること。
また、港までの行き方も大事!例えば最寄駅から港までの行き方で、歩いていけるのか、それともタクシーやバスに乗り換えるのか、買い出しの必要があるなら近くにお店はあるのかなど、周辺環境もざっと押さえておくと安心です。
4:宿を調べる
行きたい島にどんな宿があるかリサーチを!
インターネットの予約サイトが開いていても休業しているところがあるので、事前予約必須!
また、島に一件しかない宿では相部屋だったり、食事が出ない自炊の宿もあるので、設備なども把握しておきましょう。
5:島内の移動手段
大きな島なら路線バスやコミュニティバスが走っているところもありますが、レンタサイクルやレンタカーの有無も調べておくと便利。
さらに!できれば避けたいハプニングのために知っておきたい島あるあるも少しだけお伝えすると。。
・島によっては商店や食事処がない(乗船前に買い物を!)
・天候によって出航する港が変わる!
特に港が二つ以上ある島では日常です。
希先生は天気にも敏感になり、風の向きを調べるアプリでチェックして、時間に余裕をもって動いているそうです!
…なるほど〜!
思いがけないハプニングに遭遇するのもまた旅の醍醐味ではありますが、限られた島での時間をより満喫するために、把握しておきたいところですね。
希先生が島や港でいろんな経験をされてきたのだということがわかり、島に行ってみないとわからない裏話も聞けて島旅にますます興味津々。
島でしか通じない文化や習慣があるくらいだから、島は日本の海外だと感じるのですね。
これは冒険心をくすぐりますね〜!
と、ここまで読んで「なんか船旅って大変そうじゃない?やっぱり飛行機にしようかな..」と思ったそこのあなたっ!
わかります、確かに天気に左右されやすい船旅は乗るまでドキドキするかもしれません。でも、いつも鉄道や飛行機で旅している方にこそ、船旅を試してもらいたいのです。
どんな船に乗っても海上から見える絶景を眺めながら海風に身を委ねる心地よさといったらもう、最高!!
この船旅でしか味わえない旅情を知ってしまった希先生は、この贅沢で豊かな旅の本質を味わってもらいたいとおっしゃっていました。
まずは片道からでも船旅を始めてみませんか?
船内を探検するのもおもしろいですよ〜!
▶︎おまけ:こちらの記事でも船旅の魅力や船旅防止の心得が予習できます。「こちら」から。
そしてそして、これからの船旅の相棒と言ったら「御船印(ごせんいん)」。
御船印とは、旅をしながら集める船の御朱印のことで、今年の4月に御船印プロジェクトとしてスタートしたばかり。
7月1日現在54社の船会社さんが、船や航路ごとにプリント版、スタンプ版、手書きなど、個性あふれるオリジナルの印を発行し、港や船内などで販売しています。(開始待ちの会社もあり)
この御船印の発案者が何を隠そう希先生なのです!
このコロナ禍のなか一年以上の準備を経て、全国の船会社さんが手と手を取り合い、旅客船の利用促進と発着地での経済活性化のためスタートしましたが、もうすでに旅好きや船旅ファンの間で人気沸騰!
船と島と人を結ぶ、欠かせない存在になりつつあります。
なんといっても各社オリジナルの御船印が、もう本当に個性溢れていて素敵なんです!
どんな御船印があるのかな〜と気になる方は、御船印公式HPをぜひ覗いてみてください。参加している船会社さんもわかります。
そして、購入した御船印は写真の希先生のようにぜひ船印帳に。
(私は越後人なので密かに佐渡汽船さんオリジナルの船印帳を狙っています!)
▶︎御船印公式HP「こちら」
港や船内じゃないとゲットできないっていうのがまたいいんですよね〜!
船会社さんによっては御船印にいろんな工夫をされているので、船めぐりがもっと楽しくなりそうです。
そしてそして、コレクターのハートをくすぐられまくりのこんな制度も。
これは船印帳にポケットつけて入れておきたい!
なんとすでに20社めぐった強者さんもいるみたいです。驚!
御船印だけワクワクするのに、こんなユニークな制度があるなんて、これからは御船印めぐりで船旅する人が確実に増えそうです。
近い将来、港や船内で御船印を片手にすれ違うであろう旅人たちの光景が目に浮かび、そんな瞬間に出会えたらとても嬉しいです。
最後に、希先生からの船旅と御船印への想いをどうぞ。
それでは、私のレポートはここまで。
前編・後編にわたり読んでくださってありがとうございました。
船旅、楽しみましょうね〜!