産経新聞で隔週金曜日・生活面で連載中の「島を歩く、日本を見る」
連載第39回目は、北海道奥尻町の奥尻島(おくしりとう)です。
ウニやアワビなど海の幸が豊富な北海道の奥尻島で、100%自社栽培のワイナリー!?…と興味をそそられたので、奥尻島の風土を調べてみました。
奥尻ワイナリーさんのホームページによると、ワイン作りの環境としては、雪も降るし海に囲まれているがゆえに塩害で苦難もあるが、南からの対馬暖流の影響で、本島に比べると暖かいのだとか。
豊かな緑のなかで育てられた葡萄はミネラルをたっぷりと含み、時間をかけて独自の深い味わいを生み出すのだそうです。
震災復興のために日本の離島で初めて誕生したワイナリーがめざす、”海を感じるワイン”。
どんな味わいなのでしょう。
ぜひ一度島で味わってみたいものです!
「栽培から製造・販売まで全てを島でやることに価値がある」とのお言葉から、奥尻ワイナリーが島の未来を紡ぐ長い架け橋になってゆくのだろうと感じました。
今回もご一読をよろしくお願いいたします。
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/Officeひるねこスタッフ
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隔週金曜日の掲載です。次回10/8(金) 、どうぞよろしくお願いいたします。
⬛︎バックナンバー
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第1回 「瀬戸内海の手島(香川・丸亀市) おじいさんたちと、向日葵」
第2回 「最西端で「国境」感じる与那国島(沖縄・与那国町)」
第3回 「野生のイルカに魅せられて 御蔵島(東京・御蔵島村)」
第4回 「神々しきワンダーランドへ 奄美大島(鹿児島県奄美市など)
第7回「田代島 ネコとともに震災乗り越え」
第8回「誇りを胸に「城砦」を仰ぐ 隠岐諸島」
第9回「地図から消されてた毒ガスのとりで(広島県竹原市 大久野島)」
第10回「あの夏の記憶「特攻花」に重ね 喜界島(鹿児島県喜界町)」
第11回「金とトキと、美しき大地 佐渡島(新潟県佐渡市)」
第12回「伝統と融合、アートで活性 佐久島(愛知県西尾市)」
第13回「異国との交流「世界の記憶」に 相島(福岡県新宮町)」
第14回「若者がつなぐ、故郷の未来 松島(佐賀県唐津市)」
第15回「風と潮に乗った「技術集団」 本島(香川県丸亀市)」
第16回「鼓動感じる屈指の湯治場 式根島(東京都新島村)」
第17回「万骨眠る密林に思う 西表島(沖縄県竹富町)」
第18回「大陸とのクロスロードに立つ 対馬島(長崎県対馬市)」
第19回「太古のロマン、満ちる王都へ 壱岐島(長崎県壱岐市)」
第20回「時を超え、命をつなぐ神秘の森 屋久島(鹿児島県屋久島町)」
第21回「思いを力に 無人から有人へ 新島(鹿児島県鹿児島市)
第22回「食文化の神髄 支え続け(香川県小豆島)」
第23回「波の向こうでわれらを待つ(島根県隠岐の島町)(上)」
第24回「日本固有の地 今も昔も(島根県隠岐の島町)(下)」
第25回「船が運んだ入植者たちの夢 利尻島(北海道利尻町、利尻富士町)」
第26回「心に彩り ツバキの楽園(東京都大島町)」
第27回「共栄の道歩むリゾートアイランド 初島(静岡県熱海市)」
第28回「石の景色広がる モヤイ像の聖地 新島(東京都新島村)」
第29回「ルーツ」の地 過去から宇宙へ 種子島(鹿児島県西之表市、中種子町、南種子町)
第30回「東洋のナポリ」に栄華の面影 保戸島(大分県津久見市)
第34回 圧倒の自然美 歴史ロマンも 前島(岡山県瀬戸内市)