せとうちと言えば、セトゲイの名で親しまれている瀬戸内国際芸術祭や、
岡山と香川を結ぶ瀬戸大橋を、真っ先に思い浮かべる方が多いことでしょう。
よほどの石好きでなければ、日本を代表する歴史ある数々の建造物に
瀬戸内の備讃諸島で産出された石が使われていることは、あまり知られていないのかもしれません。
せとうち石の島コラムは、「瀬戸内は第二の故郷!」と瀬戸内への愛情を注ぎ続けている小林が、
2020年1月に備讃諸島を取材し、石と共に暮らす人々と島のストーリーを全4回にわたって紹介してきたコラムです。
最後となる第4回は、小豆島町の寒霞渓(かんかけい)から、
国指定史跡に指定されている天狗岩丁場を紹介しています。
天狗岩丁場では、過去にご紹介した北木島や讃岐広島の丁場とはまた違う石の姿や、
先代の石工たちが自然と対話しながら石との共生を築いたであろう情熱が伝わってきます。
どうぞ、本編はこちらからご覧ください。
最後に。また自由に海へ出て瀬戸内を旅できるようになったら、こちらのコラムを思い出して
石をめぐる悠久の時を感じる旅を楽しんでいただけたら嬉しく思います。
/Officeひるねこスタッフ